オリジナルフレグランス三部作
ご無沙汰しております。
すっかり更新が滞ってしまってごめんなさい。これからまた香りにまつわるお話を中心に発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
先月25日に、調香クラスの初級編を修了しました。
入門編から優しくご指導くださったChiyo先生、切磋琢磨しながら一緒に学んできたクラスの皆様に感謝いたします!
さて、その初級クラスの最後に、「香の葉」の看板となるような三部作のフレグランスを作成しました。
今回はその、三部作全体のコンセプトについてお話しします。
三部作「序・破・急」
三部作のテーマは、まさかの(?)野球。ちょうどプロ野球も開幕し、盛り上がってきたところですね。
香りと野球、一見ミスマッチのようですが、ひとつの香水の中に時間とともに移りゆく微妙な物語が秘められているように、試合の流れの中にも繊細かつドラマチックなストーリーが隠れています。
その中でも特に大きな三つの流れを、能楽や舞楽(転じて芸能全般)の構成を意味する「序破急」になぞらえ、それぞれのタイトルとしました。
コンセプトは以下のような感じ!
たかが野球、されど野球。投げられた球を打ち返す、このシンプルな競技はときに不思議な魔法を放ち、観客や選手を魅了する。
そんな魔法にかけられた、ある劇的な試合を、三つのフレグランスで表現しました。
うーん、自分で考えておいてなんだかむずむずする!(笑)
次回以降、個々の香りについてご紹介していこうと思います。
どれも結構面白く、かつ嫌味のない香りになったと思います! どうぞお楽しみに。